プログラムを書くプログラマーだけでなく、文章を書く人にも便利かもしれません。
さて、このキーバインドの考え方としては、
- オンラインゲームでのWASDキーによる移動
- viのカーソル移動
- viによるモードの切り替え
基本的な考え方は3つです。
- Ctrlを押しながらキーを押すと、カーソルの操作ができる(カーソルを"コントロール"するイメージ)
- さらにShiftを押すと、文字列を選択できる
- Ctrl + Alt (+ Shift) を押しながらキーを押すと、削除できる
カーソルの移動は、ijkl です。それに加え、u と o を加えます。
Ctrl + i (上)
Ctrl + j (左)
Ctrl + k (下)
Ctrl + l (右)
Ctrl + u (行頭へ)
Ctrl + o (行末へ)
この組み合わせに、Shift 及び Alt を追加すれば快適なカーソル操作ができるようになります。
無変換キーに半角/全角キーを登録するとさらに快適です。
今回は AutoHotkey のスクリプトにて最終的なものを紹介しますが、 お使いのソフトに登録してみてください。
実行環境
Windows7AutoHotkey: v 1.0.48.03(Revision 30 - May 31, 2009)
日本語キーボード
AutoHotkeyはこちらからダウンロードします。最新のものをダウンロードすることをお勧めします。
"keyboard.ahk"
/** * キーバインド * * "^" = Ctrl * "!" = Alt * "+" = Shift */ SendMode Event ;SendMode Play ;SendMode Input ;SendMode InputThenPlay ; 十字キーの移動(Ctrl + キー) ^i::Send {UP} ^j::Send {LEFT} ;←キーを割り当て ^l::Send {RIGHT} ^k::Send {DOWN} ;↓キーを割り当て ^u::Send {HOME} ^o::Send {END} ; 十字キーの選択移動(Ctrl + Shift + キー) ^+i::Send +{UP} ^+j::Send +{LEFT} ;←キーを割り当て ^+l::Send +{RIGHT} ^+k::Send +{DOWN} ;↓キーを割り当て ^+u::Send +{HOME} ^+o::Send +{END} ; eclipse;うまくいかないのでeclipse側でコマンドを変更することにした ;^+!o::Send ^+o ;return ; 削除(Ctrl + Alt (+ Shift) + キー) ^!l:: KeyWait Alt ;Altキーを離すまで実行されないようにすることで問題を回避 Send {DEL} ;Ctrl+Alt+Deleteとなりタスクマネージャが起動してしまう return ^!j::Send {BS} ;Backspace ^!+l::Send {DEL} ;削除 ^!+j::Send {BS} ;Shift + Backspace では動かないので{BS}のみ ; 無変換 sc07B::vkF3sc029 ;半角/全角 ; カタカナ ひらがな sc079::Send {BS} ; Ctrl + n ^n::Send {F2} ;名前の変更
AutoHotkeyのバージョンが古いので、新しいバージョン(1.1.23.01)では、上記コード内に記述しているeclipseや削除部分での問題は解決しているかもしれません。
2010年当時には、参考にした日本語サイトが閉鎖したのでAutoHotkeyはもう更新されないと思っていたのですが、まだ開発を続けているみたいですね。
上記コードでは、カタカナ ひらがなキーを Back Space に置き換えていますが日常で使っていませんでした。同じようにCtrl + n で名前の変更できるようにしていましたが、こちらも使用していなかったのですが、今後活用してみようと思います。
最後に、このキーバインドに慣れると、他の人のPCを操作するときに不便に感じることがありますので、用法をお確かめの上ご利用ください。
ThinkPadのトラックポイントと組み合わせるとさらに効果的です。
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